七つ星 -NANATSUBOSHI-

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花束を、君に 【心理テスト】

こんにちは、ももこです。

突然ですが、知り合いから面白い心理テストを聞いたのでちょっと紹介します。
クラティSS風味です。
最後にアンケート置いてありますので、もしご興味がありましたら皆様もどうぞ(^^)
答えを知っていたらすみません(^_^;)
ちなみに、アンケートの結果を見て答えになるSSを書いてみようかなと思います(^^)

それではまた来ますね!
拍手&閲覧ありがとうございました(*^_^*)







Flowers for you



今、俺はとある一軒の花屋の前に来ている。
この辺りでは珍しく、数多くの種類を取り揃えていると噂の、最近出来たばかりの大きな生花店だ。
何故仕事でもないのにこんな所にいるかは……後程分かるので今は割愛する。
とにかく、普段配達以外で滅多に訪れる事の無いその場所で、かれこれ30分はうろうろと物色していた。

「お客様」

そんな俺を見かねたのか、一人の店員が声を掛けてきた。

「どんな花をお探しですか?」
「いや……まだ、どれとは」
「贈り物ですか?」
「ああ…まあ」
「ご友人ですか?」
「いや…」

満面の営業スマイルで矢継ぎ早に質問してくる店員に気圧されつつ曖昧に濁していると、何か気付いたのかいきなり手を叩いてぱあっと眼を輝かせた。

「あっ、もしかして…彼女さんですか?」
「……いや」
「では、奥様?」
「………」

───当たり。

今日は俺がティファと結婚してからちょうど一年の記念日だったらしい。
らしいというのは───実は、俺はその事をすっかり忘れていた。
というか、元からそういう記念日には全くと言っていい程疎いし気にした事もない。
ユフィ曰く、「女心全っ然解ってない!!」………らしいが……そもそも、男がなった事も無い女の心を解れと言うのが無茶な話じゃないのか……?

まあ、そんな事は今はどうでもいい。
そんなだから、今朝も普段通りそのまま仕事に出かけようとして……玄関先で子供達に引き止められてしまった。



『クラウド。今日何の日か分かってるよな?』
『どうした?何かあるのか?』
『うわっ、クラウドサイテー。ティファがかわいそうだよ』

いきなりデンゼルに呆れたようにそう言われ、内心グサッとなりつつ首を傾げる俺に、今度はマリンが大きなため息を吐いて小声で教えてくれた。

『今日はクラウドとティファの"ケッコンキネンビ"なんだよ』
『………………え』
『え、じゃなくって!ティファ、朝からソワソワしてるでしょ?クラウド、気付いてないの?』

………正直、たった今知った。
そうか……もうそんなに経つんだな……。
毎日がハネムーンみたいなものだったから気付かなかった。

『……すまない』
『も~っ!だから今日は出来るだけ早く帰ってきてね。ティファ、何も言わないけど、昨日からクラウドの好きなごちそう作るんだって張り切ってるんだから!』
『あ、ああ』

腰に手を当て、幼い人差し指をビシッと鼻先に突き付けてくるマリンに瞠目しつつ頷いた。

『今日は早く帰るようにする。約束だ』
『うん、絶対だよ。あ、あと、ティファにプレゼント買ってくるのも忘れないでね。ティファが喜びそうなものだよ』
『…分かった』
『じゃ、いってらっしゃ~い』



言いたいことは言ったとばかりに笑顔で送り出す子供達の声を背中に受けて………今、俺はここにいる。


「………」

……さて、困った。
いきなりプレゼントを用意しろと言われても………欲しいものがあるかティファにリサーチする間も無く、もうそろそろ帰宅時間も迫ってきている。
配達の合間に何とか考えた末、昔ティファに花をあげた事があったのを思い出した。
花売りをしていたエアリスから成り行きで買ったものだったが……。


『あら? お花なんて珍しいわね。スラムじゃ滅多に咲かないのよ』
『………』
『でも……プレゼントにお花なんて。クラウド、そうなんだ~』


そういえば、あの時のティファ、とても喜んでいたよな……。

花なら無難だろうか。
そう考えて急いでここに来てみたが……そういえば、ティファの好きな花ってなんだ?

………。

取り敢えず、店員に聞いてみるか……。


「今日は……記念日で」
「まあ、奥様との結婚記念日なんですね。素敵!」
「………」

まだ肝心なところを言っていないが……この店員、意外と鋭いな。
満面の笑みで眼を輝かせる店員に感心しつつ頷いた。

「それなら薔薇がお勧めですよ。定番ですけど、一番人気ありますから」
「薔薇か…」

そう言うと、店員が眼の前にあった数本の薔薇を束ねて小さな花束を作ってみせた。
深紅の薔薇の花束。
たった数本でも、それは瑞々しく大ぶりな花弁は眼にとても華やかに映った。

───これならティファも喜んでくれるだろうか。


『ティファ。……これ、あげる』
『ありがとう、クラウド。ん~、良い香り!お店を花でいっぱいにしちゃおうかな』


数年前、たった一輪の花でも嬉しそうに微笑んだティファの笑顔が脳裏に蘇る。


(ティファ……)


決めた。

プレゼントはこれにしよう。


「如何ですか?」
「そうだな……貰うよ」

自然と上がる口角を抑えつつ、店員へ向かう。

「いくらだ?」
「一本500ギルになります」
「じゃあ、それを10本」
「はい、ありがとうございます。色はどうされます?」
「色?」
「はい。ただ今当店には赤と白の二種類ありますので、どの色を何本お包みしましょう?」
「………」

色………そうだな。

俺がティファに贈るなら───………。






はい、ここで問題です。
クラウドがティファへのプレゼントに薔薇を購入しようとしています。
赤と白で選べるそうです。
本数は10本。
色の組み合わせは自由です。
赤と白を混ぜても良いし、単色でも構いません。
さて、クラウドはどんな組み合わせの薔薇の花束をティファにプレゼントしたでしょうか(^^)
ちなみに、クラウドからティファだけではなく、逆にティファからクラウドへ薔薇の花束をプレゼントする場合も考えてみて下さい(^^)
クラウドやティファになりきって花束を作ってみて下さい(^^)
回答期限は特に設けていませんが、答えは来週辺りにでも発表したいと思います~(*^^)v







  



 


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