2017-06-25(Sun)

想い出

こんにちは、ももこです。

ただ今ダークSS3話目を書いてます。
これを書く度、感情移入しやすいように毎回必ず公式小説を読み返しているんですが……ちょっとここで少しばかり私個人が感じたままの考察めいたものを呟こうと思います。
公式小説でのクラウドの心境について、エアリス絡みですのでご注意下さい。
気になる方は続きよりお入り下さいませ(^^)
自己責任で読まれてからの個人の解釈を否定するような意見や行為はお止め下さい。

それではまた来ますね!
拍手&閲覧ありがとうございました(*^_^*)




ティファ篇のラスト辺りで、クラウドがティファに黙ってエアリスの教会に行ったと告白していますが……クラウドが後ろめたそうに目を逸らすあたり、デンゼルを発見する以前にも何回か教会に行っていたんじゃないかなあと思いました。
多分、忘らるる都に行った後から自主的に何回か足を運んでいたのではないでしょうか……そこで、たまたまデンゼルを発見したと。
教会に行ったのをティファに黙っていたのは、エアリスを助けられなかった後悔を未だ引きずっている現状を知られたくなかったからじゃないかな……女々しい男だと思われたくないというか、いつものカッコつけが出た結果なのかなと思いますが(^_^;)
ただ、教会に行ってクラウドが何を思っていたのかは読者一人一人の解釈によりますね。
少なくとも、エアリスに関する事なのは間違いないでしょうけど。
クラウドの中で、エアリスは自分の罪の象徴(俺は許されたい)だと思いますが……本当にそれだけなのかな??
旅の最中の記憶、彼女との想い出も甦っていたのではないでしょうか。

亡くなった人について、その人が生前どんな人物であれ、想い出の中で美化されていくものだと思います。
どんなに嫌いだったり苦手だったりした人でも、亡くなればその人に抱いていた負の感情もいずれ薄まっていくものだと思います。
それに対し、今現在も生きて傍にいる人達とは、これから先色んな経験を共にしていく上で楽しい事もあれば衝突する事もあります。
生きている人に対しての感情は、良いようにも悪いようにも常に変動する可能性を持っていると思いますが、亡くなった人への感情については記憶の中の出来事が全てですから、想い出として美化される事はあっても今以上に印象が悪くなるという事はないんじゃないかなあと思います。
要するに、エアリスとの想い出はどんどん綺麗に上書きされていって、彼女を守れなかった後悔と共にクラウドの中で彼女自身がとても尊く不可侵なものになっていったのではないかと……。
亡くなった事によって、エアリスはクラウドの中で色褪せる事無く綺麗な想い出のままでこれからも生き続けるのだと思います。
でも、それが愛であるとか、そういう異性としての好き嫌いという意味ではなくて……う~ん、どう言ったらいいんだろう(^_^;)
エアリスはクラウドにとって、ティファとは違う意味で一緒に生きていきたかった女性になったのではないかな。
仲間として友人として、一人の女性として……でも、彼女はいなくなってしまった。
エアリスと出逢った教会で、もし彼女が生きていたらどうだっただろうとか、どう生きたかっただろうとか、俺は何をしてあげられただろうとか、そんな風に想いを馳せていたんじゃないかな。
私の中で本編後半以降にクラエアがあるとすればそんな感じです(^^)

ただ、人には独占欲という本能がありますから……"愛する人がはっきりしているなら他の人を大切に想ったっていい"とは素直にいきませんよね(^_^;)
自分以外の異性に関心があったら悲しいし許せないという人も多いですからね……ティファにとってもエアリスは掛け替えのないとても大切な人だと思いますが、クラウドが絡んでしまうと一人の女性としてやっぱり複雑なのではないでしょうか(^_^;)

余談ですが………現在の日本は基本的に一対一のお付き合いが当たり前ですが、参考までに一夫多妻や一妻多夫のお国柄の方々の意見も聞いてみたいなあと思ったり。
自分以外に世間公認の奥さんや旦那さんがいるってどんな気分なんだろう(^_^;)

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